ひとり寝とひとり入浴のタイミング

日常の豆知識

ひとり寝とひとり入浴は寝癖直しができる頃がタイミング

発達障害を持つお子さんは、急にいなくなったり、途中でついてこなかったりして普段から目が離せないことが多いです。療育や通級も、基本的に保護者同伴が条件のところが多く、結果的に、常に一緒に生活することが当たり前になっています。

そんな中はたと気付くのが、ひとり寝とひとり入浴のタイミングです。小学高学年の通級で、先生たちから投げかけられ発覚しました。異性親との入浴、睡眠は、ほぼほぼ一緒でした(6人中5人)。

言われてみるまで気づきませんでしたが、よくよく考えてみれば小学高学年で、それはないなぁ、とお互いに顔を見合わせてしまいました。それでもみんな、当たり前すぎて考えたことなかったです。強制ではありませんが、意識してみてくださいと、先生から提案を受け、その場は解散しました。

早速ひとり寝、ひとり入浴にチャレンジです。変化に弱い子達なのでうまくいくか不安でしたが、本人はひとりでできると返事があり、安心しました。
ところで、お風呂は気持ちとテクニックは比例せず、泡だらけででできてしまったり、汚れが落ちていなかったり。ひとり寝は、大丈夫と張り切りながら冷房を付けっ放しで寝てしまい、翌朝は高熱だったことも。
お風呂上がりの泡チェックと、寝る前のタイマーチェックは毎日の日課になっているので、いまいち切り離せていないのか、微妙なところです。

同時期、主治医に相談をしたところ、ひとり寝、ひとり入浴のタイミングは、ひとりでドライヤーを使ったり寝癖直しができる頃にはできます。促してください、とのことでした。この寝癖直しには2つの意味があるそうで、一つ目はテクニック、二つ目は身だしなみを意識する、精神的な成長を表すそうです。

喘息やてんかんなど目が離せない理由もあるかと思いますので、その子に応じた対応で良いと思いますが、本来ひとりで十分なのにと気になっているようでしたら、寝癖直しできるタイミングを意識し、チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。

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