プログラミング教育が必須になったことの認知度は高い
2020年度から小学校で、2021年度から中学、2022年度から高校とプログラミング教育が必修になったことを受け、認知度などを独自にアンケートしてみました。(計200名(内高校生以下の親81名) 2020.11.3 neoPaplom 調べ)
結果として、子供の有無、男女問わず70%以上の人が認知していることがわかりました。さらに、保護者の方に限定すれば、約80%の人が認知していました


プログラミング教育によってどの程度まで実力がつくのか、あまり把握できていない
学校のプログラミング教育で総合的な論理的思考がつくという認識はありますが、実際の内容についての情報は漠然としているようです。
プログラミング教育とは、小学校から高校までを必修にすることで、「プログラミング的思考(論理的思考力)」を身につけ、ソフトウェア開発やグループワークなどを通してプログラミングについて発展的な知識を学ぶことで、将来的に不足するIT関連に興味を持ち、職業とする人材を増やす目的があります。
プログラミング技術は、高校の選択科目「情報II」で
高校では、「情報I」が必修化し、情報セキュリティを含むネットワークやデータベースの知識を学ぶことになります。「情報I」終了後に選択できる科目の「情報II」では、ソフトウェア開発やグループワークなどプログラミングについて発展的な知識を学びます。
このあたりになると、IT関連の仕事に就きたいかどうかなど、具体的に考えていけるような内容になっているようです。
そして、大学受験の科目として追加されることも検討されているようです。すでに始まっているものとして、英検CBT®︎(Computer Based Testing)や漢検など、コンピュータで作業することあることから、コンピュータに慣れる必要性はますます上がります。


社会人になるまでに、プログラミング技術を習得して欲しい
また、身につけて欲しい内容についても、騒動的な論理的思考より高度な、アプリ作成や、AI構築、ロボット制御など、より専門的な内容を学んで欲しいとの思いがあることもわかりました。


プログラミング技術に必要な言語が用途によって異なることは知らない
プログラミング教育・技術に対し、非常に高い関心を持ってはいるものの、具体的な内容になるとわからない、ということがわかりました。また、プログラミング言語が用途別に異なっていることを把握している方も、思った以上に把握されていないことがわかりました。
シリコンバレー症候群にもあげられるように、アスペルガーなどの発達障害は、プログラミングに向いていることが多いです。授業の合間を縫いつつ、課外授業などで学んで欲しいです。
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