指示語がわからない どうする

我流の親支援

“This is a pen” “That is my bag”の要領で指示語遊び(マネは注意!)

注意:背に腹は変えられず行なったことです。ポインターを使用する時は本当に気をつけてください。絶対に顔(特に目)を照射しないでください。事故につながります。子供同士だけでは行わないでください!

あいも変わらず、幼稚園からの要望です。「指示語が全く通じません、なんとかしてください!」
ん〜、困った。親って大変。指示語の理解の仕方を教えるだなんて聞いたことないよ。

発達障害と気付いていなかった時期とはいえ、無知は怖い。
とにかく、なんとかしなければ。
そこで思いついたのが、モノの位置を示す指示語遊び。

レーザーポインターで、「これ、それ、あれ、どれ」を示す遊びをしました。

直接触れるもの:これ  触れないけど近い:それ  全く触れない遠く:あれ・・・

「あれ、閉めて」といって、カーテンを閉める動作
「これ、閉めて」といって、サイダーの蓋を閉める動作
「あれ、取って」といって、アイスを取る・・・

サイダーやアイスなどで釣りながら、何を示しているかレーザーポインターで具体的に示しました。反対に、私も子供の指示で閉めたり開けたり取ったり・・・。

言葉通りに私が動いてくれることに、嬉々としていました。 10日間ほど、レーザーポインターでひとしきり遊んだ後、今度は、指差しだけで、その次は視線だけで。

「あれ」は、誰もがわからない!「あれって、どれ?」と尋ねる練習

レーザーポインターの光では位置がわかっていた「あれ」は、指差しや視線では特にわかりにくくなるので、「あれってどれ?」「あれって、このぬいぐるみのこと?」と、尋ねたり確認する練習もしました。

順に減らしていってみましたが、このあたりは割とすんなりわかるようになりました。

こそあど言葉は、ものの位置だけに限らないのですが、この遊びをしてからは、指示語に関しての連絡は入らなくなったので、なんとかなったのではないでしょうか。

今ではすっかり指示語を使いこなし、立った瞬間に「あー、それ取って!!」とリモコンやらドレッシングやら取らされてます。

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